Horizon倶楽部について

当倶楽部の主人公は会員ご自身です。会員の方々は、お客さんではありません。全てボランティアで運営いたします。会員には経営者、企業勤務者、専門家、学者、政治家、外国人等々、年齢を問わず、魅力的な方々が集っております。講師も多岐にわたっており、企業経営者、各有識者、学者、政治家、文化人等に来ていただいております。

今の日本は伸びないGDP,収縮する純歳入と増える国債(借金)、労働人口の減少、稼げない企業、深刻なユーロ圏の財政危機、競争力の減退、若年失業者の増加、国際的な地位の低下、若者の内向き指向、まさに大荒の海のようです。

当倶楽部の当面の活動は、自前のコンパスを持つこと、そして明確な自分のビジョンを持ち、共鳴する人を増やし、コミットメントする意義を見出し、行動するという一連のことを学ぶことと、人生を豊かにする出会いの場を作ることです。当倶楽部は、規模を追うつもりはありません。しかし、会員一人ひとりの考え方や興味を理解しあうことによってできる、人生を豊かにすることにもつながる「絆」のネットワークの構築に貢献したいと思います。

当倶楽部の活動を通じて生まれる絆のネットワークが会員の皆様のビジネスにも、個人の生活にも役立ってほしいと考えています。これからは、「この指とまれ」 型ソサエティに移行していきます。すでにシリコンバレーで生まれて進化を続けていますが、日本でもその動きは加速すると思います。

会費について

当倶楽部は営利目的ではなく、会費は全て活動のために使われております。2025年度(2025年4月~2026年3月)は、年会費30,000円(10月~3月の下半期は15,000円)、例会&懇親会10,000円(会員及び初回ビジター)2回目以降のビジター参加費は15,000円となっております。

充実した倶楽部運営に積極的にご協力ください。毎月第三火曜日の例会でお会いできることを楽しみにしております。

Horizon倶楽部創設の目的

早熟の天才ブレーズ・パスカルは、その遺稿集の中で「人間は考える葦である」との思弁を残した。人間は自然の中では矮小な生き物にすぎないが、考えることによって宇宙を超えるという無限の可能性と、消えてなくなる小粒子に過ぎない有限性を説いている。

そして、「人間の尊厳のすべては、考えることの中にある」と説いている。科学技術の長足の進歩で、想像できないほどの膨大な量の加工、未加工の情報が氾濫している。書店には「HOW TO」ものがあふれ、検索エンジンは以前は悪戦苦闘して得た答えを瞬時に探し出す。私たちは便利さを手にしたものの、人間たらしめる「考えること」を徐々に置き去りにしているのではないだろうか?

変化のスピードと広がりがあまりにも早く、そのインパクトも大きいため近未来さえ予測することがむつかしい。そんな中で、約40年前に没した動物行動学者のK・ローレンツの以下の指摘をおもいだす。

人口爆発で近すぎる多様性は攻撃の対象となり、あたかも異なる生物種のような国家間争いがおき、資源の枯渇で自然加工が極り、自然への畏敬の念が喪失、医学の発達で自然淘汰が減り遺伝的衰弱が起き、価値観のあまりの変化に伝統は軽視され、科学技術万能の中で感情や情熱が委縮し、過度の情報や教育の画一化で教化が進み、軍拡と核の拡散が進み抑止力が弱まる。

ローレンツは文明化した人類の八つの大罪と警鐘を鳴らしたが、予測した不吉な未来と今日の実相は驚くほど近い。私たちは今日を生きるのに忙しいが、望ましい未来を私たちの手に取り戻すために、何ができるかをまずは考えることが大切という思いに至り、新しい地平を思い浮かべ考え行動する「Horizon倶楽部」を創設した。

2025年度の活動方針

  • 「この指、止まれ」のスローガンの下に、会員自らの会の発展への寄与に対する意思表示・積極的参加を大切にする
  • 「学」、「実」、「楽」の活動を通して多様な人が多様な価値観を共有し、お互いに視座を高め合う場を提供する

という創設以来の当倶楽部の基本理念を継承しつつ、今年度も引き続き、会の活動の発展を図ってまいります。

活動内容

  1. より多くの会員の皆さまにとって価値ある情報提供を目指した例会運営
  2. 当会と共通の目的を持ち、お互いの活動情報を共有することでシナジー効果が期待出来る他団体との交流促進
  3. より多くの会員の方々の協力をいただくことによる、例会・部会運営の充実及び「楽」に関する企画を通しての会員間の交流促進
  4. 専従の事務局担当を設けることによる、倶楽部運営及び会員間のコミュニケーションの充実
  5. リアルイベント(オフ会、大人の社会科見学等)の充実
  6. 部会の再開

以上に注力していく方針です。

「この指、止まれ」の理念に基くボランティア・ベースの活動をスムーズに進めていくためには、何より会員の方々の参加が重要です。

そこで本年度は、例会の場や会員向けFacebook、メール等を通じて出来る限り皆さまのインプットをいただくことより、幹事会メンバーと会員の皆さまとのコミュニケーション促進を図っていきたいと考えます。倶楽部運営についてのご意見やご希望、例会講演でお聞きになりたいテーマや講師、部会活動・イベントのアイデア等についてのご提案等がありましたら、是非お知らせ下さい。

2025年度の運営について

本年度は以下の幹事会体制で取り組みをスタートしたいと存じます。

また、活動充実の必要に応じての幹事会メンバーの期の途中での変更・補強につきましては、幹事会に一任していただきたいと存じます。

  • 代表幹事:髙松孝年、本橋広行
  • 副代表幹事:関口武己、池田辰二
  • 幹事:米田直弘、碇信一郎、宇都ひろ子、中村洋介
  • 幹事 兼 事務局長:木下峻一

なお、岩崎哲夫、谷正行両氏(前共同代表)には、Co-Founder(創立)会員として、引き続きご支援、ご指導をいただきます。

月例会について

月例会は8月を除き原則各月の第三火曜日となります。
8月はお休みとし、12月はYear-End Partyの開催を予定しております。

年会費について

会員の年会費は従来同様 ¥30,000(但し、10月以降入会の場合は、¥15,000)といたします。
また、初年度に限り¥10,000の入会金を年会費に加えて申し受けます。
(月例会への参加費は別途となります)


以上が、2025年度の活動方針となります。

まだまだ新型コロナウィルスの状況は予断を許さない状況ではありますが、会員の皆さまのご健勝を祈念いたしますとともに、当会が会員・会友の充実した生き方に益々貢献できるよう皆さまの積極的参加とご協力をお願い致します。

2025年6月10日
Horizon倶楽部 共同代表幹事
髙松孝年/本橋広行